社長の器
今年4月から、シータ店、シルフェ店現場にでるのは2日づつにさせていただいております。
他の3日はどうしているのと聞かれることが多いのですが、今まで現場に出ているためにできなかったことがこんなにも多かったのかと痛感しております。
結局、人はできた時間をゆとりに回すことなく、今までできなかったことに回すだけなんだなと確認できました。
以前、税理士さんとも「この借金なくなったら楽だよね」なんて話していたけど、「無くなったら無くなったで次の展開に借金するんだよ」なんて笑っていたのを思い出します。
このせっかちな性格はいいのだろうか、悪いのだろうか?たまに考えてしまいます。
それでも今までは逆に自分でHPも立ち上げ、ブログも書き、企画も立て、公的な手続き、お店の設計コンセプト、集客、計数管理のための表づくりまですべて自分でやってました。
面倒な助成金の手続きも東京に勉強に行き、水戸まで内容を聞きに行き、休みを使っての手続きに奔走していました。
結論としてはこれらはダメです。
私はなんでもできちゃうけど、これでは一生自分ですべてをやらなければならないということですよね。
「会社は社長の器以上にはならない。」
よく言われることです。
「会社を大きくしたかったら鋏を置きなさい」
これも10年位前からよく言われました。
現場が好きな自分にはなかなかできないことです。
でも、少しづつ鋏を置くことによって、見えてきたものがあります。
眼立ちたがり屋の自分が、他人から見えなくなることによって見えてきたものがあります。
今本当に必要なことと、今の自分の器です。