美容師のごはん
Facebook見ていたら、よその美容室のアシスタントが食べているごはんの話が載っていました。
そこには大きなタッパーでむさぼるように食事するアシスタントの男の子の写真。
うーん、懐かしいね。
私もアシスタント時代は本当にお金がなかった。
勉強したいのにお金がない。
結果、削れるのは食費だけ。
お米は実家から送ってもらっていたので、十分あります。
おかずの予算は月¥8000
近くの黄色いスーパーで2週間に1度、¥4000づつ買い物します。
一人暮らしで¥4000買うと結構な荷物になります。
自転車だと運転できません(籠がなかった)
それでも十分栄養価の高い食事を毎日作っていました。
まー、ほとんどカレーでしたけど。
カレー、シチュー、肉じゃが、これらは具が全部基本は一緒。
肉が豚や鳥になるだけ。(あまり牛にはならない)
特にひき肉は安い割に出汁が出ておいしい。
鳥の胸肉は安い割につかれを取る要素が入っていて、
料理次第ではとてもおいしくなります。
って・・・料理ブログじゃないですね・・・
子どものランドセルなら、一つでいっぱいになってしまうほどのタッパーに、なんでも詰めて持っていきました。
女の子の弁当3つ分くらいかな。
若かったな。
お陰様で、今でも奥さんがいないときは私がご飯を作ります。
質素だけど、子供たちは喜んで食べてくれます。
よっぽどのことがなければ、コンビニの弁当だけは食べさせたくありません。
栄養の面もありますが、それを食べる気持ち(心)が心配です。
食は文化。
何を食べて育つか。
普段、何をどのように食べているか。
それによって、人の人格が変わってしまう感じがします。
美味しいものを食べると、ほっとします。
体の細胞の一つ一つがそれを知っているのです。
出来れば、スタッフにもコンビニのお弁当は食べてほしくありません。
心と体はつながっています。
健全な肉体にしか、健全な心は宿りません。
健全な心の持ち主は健全な体を持っています。
食を馬鹿にしてはいけません。
たくさんの人たちを見ていて、なんとなく統計的にもこのことは間違っていないと感じます。
新しいお店にはカフェを併設します。
一番の目的は、スタッフの食事です。
小さいことの積み重ねが大きな結果を生みます。
積小為大
志を忘れずに、必ず夢を実現させます。