備えあれば・・・
ここ2日間世俗を離れていたので、今朝の新聞にびっくり。
「東京58万件が大停電」
なかなかない事件ですよね。
この記事を見てまず思ったのが、「いついかなる時に、どんな不測の事態が訪れるかわからない」ということです。
これからきっと起こる大地震もそうですね。
これはもう起こるという前提で考えています。
一見ネガティブに見えますが、ポジティブな考えです。
うちは井戸水なので、停電になると水が出ません。
水さえ出れば、飲める水なのでその点は安心です。
電気自動車にしたのはその理由です。
東日本大震災でお店も傾き、大変な思いをしたのでこの車は即決でした。
まあ、こんな災害でなくても、日常の中にも不測の事態はやってきます。
いつどんなことが起こり得るか、経営者なら常に考えています。
常に何が起こっても対処できるように。
それには何パターンかの選択肢の中から、どちらに転んでも大丈夫といったものを選択します。
優先順位も考えます。
でも、平和な日が続くとだんだんと忘れてきます。
安心が備えをなくしていきます。
今がいいから、大丈夫。
私は大丈夫。
そんなものは必要ない。
人は根拠のない自信で「やる」ということを「しなくてもいい」に置き換え、現状を変えようとしなくなります。
いつ何が起こるかわからない。
その確率はいつも同じです。