真意

2006/03/04代表ブログ

真意

またまた、コミックから。 私がとても好きなコミックに、「将太の寿し」があります。先日、何巻かまとめて売っているのを古本屋さんで見つけて、買ってしまいました。将太の寿しは本当にいろんなことを教えてくれます。 私は美容師ですが、なぜか調理師系のコミックが大好きです。接客業として、職人として引かれるものがあるのかもしれません。「味もんめ」「大使閣下の料理人」「おいしんぼ」いろいろあります。 さて、将太の寿しですが、コミック第4巻に、新人寿し職人コンクール、海老握り対決編があります。ここで主人公将太は、海老名人下山鉄雄に辛勝します。 下山は、母の苦労の元に寿し職人を目指しますが、将太に敗れたため、母の仕事を手伝うと寿し職人をあきらめようとします。その決意の場に母が現れ、「せっかく来たのに、がっかりしたわ。」と言い放ちます。 下山も、将太もお母さんが下山が将太に敗れたことに対してがっかりしたと思いこみます。が、お母さんががっかりしたのは、下山が将太に敗れたことで、自分の夢を断念することに対してでした。 私は、自分の気持ちを人に伝えるのが非常に下手です。全てを、うまく誤解の無いように伝える術を学ばなければなりません。信頼関係の中にその答えがありまます。謙虚な姿勢が、自分をさらに上の世界に導いてくれます。 同じ価値観の中で、さらに上を目指していい店作り、自分磨きに全力を尽くしていきたいと、また教えられてしまった。