東京タワー
本日連休2日目。子供たちを保育園に預け、夫婦で成田まで映画を見に行った。2人でデートするなんて何年ぶりだろう。
ももが生まれてから2度目だと思う。とにかく子供無しでゆっくり話をしたのは、かなり久しぶりである。
観たのはリリーさんの「東京タワー」。これは原作を読んで、ドラマを見て、本日映画を見た。私が好きなのもこの順番です。奥様はドラマを見ていないのでどんなもんかな?と思っていました。
うちの奥様は、慢性鼻炎なので映画の間中ずるずると鼻をすすっていたのですが、終わってみると胸元が涙でびっしょりでした。意外と観始めはさめた感じだったのですが、すっかりはまってしまったようです。
原作を読んだころ、自分の母親が亡くなったこと、自分も母親におんぶに抱っこになりながら東京で一人暮らししていたことなどが重なり、とても苦しくなった。奥様は私以上に、私の母親のことを思い出してしまったようです。
リリーさんは自分と歳がそれほど変わらない。リリーさんはその才能を活かし、今成功と収め、お母さんを幸せに送ることができた。
自分には才能も無く、いまだに中途半端な生き方が変えられない。母親にしっかり自分のやっていることを報告しきれない。ドラマを観た時も、映画を観た時もこんなんじゃだめだ!しっかりしろ!っておもう。
リリーさんのお母さんのように自分の子供に、自分のスタッフたちに、きちんと夢を見させてあげたい。それが親不孝な自分の母への供養です。