地獄の食事

2011/03/16代表ブログ

地獄の食事

ふと、昔誰かに聞いた話を思い出した。
スタッフがぜひ読んでくださいと言っていた漫画を読んでいたときだ。
その漫画の中に、似たようなエピソードが載っていたのです。

地獄では、煮えたぎる大きな釜の周りに亡者たちが集まり食事をするそうな。
体の数倍もある釜の中には、うどんがぐらぐらと煮えたぎっています。
亡者は、長ーい箸を使ってうどんを食べようとしますが
箸が長すぎて自分の口に運べません。
そのうち、みんな飢えて力を失い
煮えたぎる釜の中に沈んでいくそうです。

さて、天国での食事というと
やはり、煮えたぎる大きな釜のまわりにみんなは集まり
中のうどんを食べようとしています。
長ーい箸をもって、うどんをつついています。

箸に引っかかったうどんを持ち上げて
釜の向こう側にいる人に食べさせてあげています。
みんなが、向こう岸の人に食べさせてあげているので
みんな満腹です。

自分が今しなければいけないこと
いろんな見解があるけど
今自分にしかできないこと

自分が一生の仕事と決めた美容師の仕事、美容室の経営(人材の育成)
震災によって崩れ落ちてしまった町を建て直さなければならないこのとき
日経平均株価が8千円台になってしまった。
何とかして、動ける人間が「税金」をつくり
身近な人間の生活を助けること。
これは、被災地で活動している多くの救助隊の支援にもなり
間接的に復興の手助けをしていることになる。

私たちが元気を出さないで、沈んでいることは
私たちが今すべきことではないはず。

マインズの建物も何とかその原型をとどめていますが
このままずっと営業を続けることはできないでしょう。

でも、スタッフみんなが元気で、自分も体は無傷です。
心さえ折れなければ、簡単に復活できます。
大は小の集合体なのです。
上を向いて歩きましょ!
私たちはお客様の笑顔を見るために美容師をしているんだから。
私たちが笑顔で次のことを考え、実行していくことが
対岸の人へうどんを渡すことなんじゃないかな?