誕生日おめでとうございます。この歳は私がスタイリストデビューした歳です。一番輝いていた頃ですね。何を送ろうかと、考えていたのですが。以前紹介した、私が大好きな「曽野綾子」さんの本を送ります。産経新聞にもコラムを連載して、その辛口な感じがとても心地いいのです。曽野綾子さんの生い立ちは、今の人たちが考えられないようなものです。この本の冒頭に書かれています。私たちがいかに平和に生きているか。普通に生きていけることが、どんなにか幸せなのか。いったい私たちが悩んでいるのは、果たして「悩み」に値するのか？なんてつまらないことで、私たちは悩み、悔やみ、嘆いているのか。世の中にはまだまだ「普通に生きることができない人たち」がたくさんいます。最近よく子供の虐待、死のことが新聞に載ります。自分で生きていく力がない子供が、なぜ自分が死ななくてはならないのか分からずに死んでいく。なぜ、この世に生まれてきたのかすら、分からずに死んでいかなければならない。胸がいっぱいになります。私たちは幸せです。どんなものであれ、家族があり、仕事があり、仲間がいる。小さな悩みがそこにあったとしても、それはそこに当たり前に存在するもの。神様が魂を育てるために、わざと置いておいてくれたもの。せいぜい、「自分が何とかすれば、何とかなるもの」人のせいにすると解決しないどころか、自分が更に苦しくなるだけ。すべては「自分次第」「自分の考え方次第」この世には、自分ではどうしようもないことがたくさんあります。もし、自分の悩みがそれであるなら、人に助けてもらいましょう。でもよく考えて、自分が動けばなんとかなる。そんな時は自分で考えて、動きましょう。来年には、「あの時あんなバカなことで悩んでいたな」って思えるから。同じようなことで悩んでいる人を見て、アドバイスできるから。「自分次第だよ。自分が変われば環境は変わるんだよ。人のせいにしないんだよ。」って。大切な1年を、幸せに過ごしてください。