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「人づきあいの流儀」の感想文への返事

2015/04/06代表ブログ

「人づきあいの流儀」の感想文への返事

中村史明さんも言っています。「人生とは出会いを活かすこと」だと。稲盛和夫さんも言っています。「人生を生きるうえで最も大事なのは考え方」だと。私もいろんな人の意見を読み聞きしていくうえで、だんだんとその辺の事情が飲み込めてきたような気がします。もちろん読み聞きだけでは身になりません。読み聞きした事を実際に現実に落とし込んでみて、返って来た反応に対してまた考え行動に移すという事を繰り返してみた結果です。そして、うまくいった経験よりも、うまくいかなかった経験のほうが、その後の自分をうまく導いてくれる糧になっているような気がします。自分の反応に対して、相手がどう感じているかという事を知ることも大切な事です。ただ、これを自分が知るには相当な経験が必要かと思います。とにかく、一番わかりにくいのは自分だからです。自分が相手からどう思われているかを知ることができたら、ものすごい勢いで成長する事でしょう。孫子曰く「相手を知り、己を知れば、百戦危うからず」自分が相手を心から受け止めて、心を開けば相手も心を開いてくれます。そうすれば、相手の様子、もしくは相手が直接自分というものについて教えてくれます。でも、ある程度の教養がなければ、なかなかできるものではありません。「余裕」が必要だからです。相手を受け止める。経験の深さがそれを補ってくれます。勉強して逃げず、また勉強して、チャレンジする。この繰り返しですね。上に立つ人間は、ひとつを知って十を知る必要があります。作文の言葉の端々から様々な事が感じられます。それは、書いた本人も気づかない事かもしれません。自分が書いた文章を何度か読み直していますか?それも、自分を知るひとつの手立てかもしれません。あいまいな表現、ちょっと自信のない表現、前向きな気持ちのもがき・・・。今、自分のまわりにいる人に、正面から向き合う事が大事。今の自分自身に、正面から向き合う事が大切なのだと思います。