自分の敵は自分
私はスポーツが好きで、中学を野球、高校をバレーボール、
大学生活こそオーケストラに所属していましたが、
社会人になってからは10年くらいサーフィンをしていました。
10年前くらいから競技用の自転車、ロードレースを趣味とし始め、
今はトライアスロンを趣味としています。
団体競技が好きで、自分自身の力だけではなく、
チームの力を最大限に生かせるような環境が好きでした。
自転車のロードレースも日本ではマイナーな競技故、
競輪と間違われやすいですが、れっきとしたチームスポーツです。
個人が競っているわけではありません。
チームで動くには戦略や戦術というものが必要で、力だけでなく頭脳も使うというところに魅力があります。
また、相手の動き、考えを共有するという高度な面、さらに自分自身を含むチーム員すべてのメンタルまでが必要となるところが奥深いです。
このようなスポーツは、今お店、会社を運営するうえでとても役に立っています。
考え方としては全く一緒だからです。
私たちの職業は「職人」なので、トレーニングの方法や考え方まで全く一緒です。
スポーツをやっていた人に技術を教えると、呑み込みが早い傾向があります。
練習のコツを知っているからですね。
ただ、場合によってはマラソンやトライアスロンのように、
基準が自分という競技もあります。
確かに順位をつけるという意味では、他人と競っています。
その反面、トライアスロンなどでは「ゴールした人は皆勝者」という考え方もあります。
他人と競うのは本当に速い人。
上位数パーセントです。
それよりも、ほとんどは自分の記録に対してどうだったかが重要です。
その意味では「自分の敵は自分」
自分自身に負けない体力と精神力。
チームで勝つための組織力。
活躍する経営者さんが何らかのスポーツで自分をいろんな面で鍛え、
組織力を学んでいるのもうなずけますね。
学ぼうとする人は何からでも、(遊びからでも)学ぶものです。