まず気づくことから始まる。
思うところがあり、6月から会社の活性化、業績を上げるための研修に入り、11月16日で一区切り付きました。
研修仲間がさらに次のテーマに挑戦している連絡を先ほど受けました。
久しぶりに応援メッセージを送りました。
初めは正直あまり行きたくないと思っていた研修でしたが、今の会社、そして私自身にとって必要な内容だと思いエイヤって感じで参加しました。
3回に分けて行われたのですが、1回目は金づちで頭をぶっ飛ばされたような衝撃を受けました。
以前の私は自我が強く、自分にも厳しいけど、人にも厳しくそれを望むところがありました。
誰もがそれについてこられるわけではなく、お店を一軒つぶすような失敗もしました。
しばらくして、そんな自分を変えることができ、周りからも「ずいぶん丸くなったね」「変わったね」といわれていました。
自分でも、落ち着いて人に向き合えるようになったなと感じていた矢先の研修。
正直、自分は根本で何も変わっていないことに気付かされました。
すごくショックであると同時に、自分が一番大切にしているものにも気づくことができました。
それも、自分が思っていたものと違っていたので本当にびっくりです。
2回目の研修は分かっているようで、なかなか前に進めない自分を押さえつけているものを外す研修。
人は変化を嫌います。
今のままが安心。
深く人に関わって傷つきたくない。
人に自分の領域に踏み込んでほしくない。
色々です。
でも、人は成長の喜びを知っています。
今よりもさらに成長した自分を感じたときに、自信と共に安心を覚えます。
ただ、私は数多くのことをここまで気づき、前に踏み出す勇気をいただいたのに、今思えばまだ本気に気づいていませんでした。
私が本気とはどんなものか気づいたのは3回目の研修が終わった時です。
そして、人との関わりについてその意味を知ったのもこの時です。
また、リーダーとしてその本当の役割について知ったのもこの時です。
3回目の研修は60日間というOJTになります。
研修内のグループとの関わりを、仕事の上での関わりと置き換えて学びます。
自分で本を読み、人と出会い関わり、いろんな経験の中から学んできたことでそれなりに成長してきていたと感じていた自分が知った未熟さ。
それを心から実感したとき、学んでいる人と学んでいない人との差がわかる気がしました。
学ぼうとしている人と学ぶ必要を感じていない人との差もよくわかります。
自分の人生はもちろん、人の人生をも豊かにしようとしている人もよくわかります。
自分のことしか考えず、自分のことすら考えていない人もよくわかります。
一歩前に踏み出すか、常に躊躇して迷った挙句とどまってしまう人。
人が成長するのに年齢は関係ありません。
いろんなきっかけを生かそうとするか、そのままスルーするか。
どちらかというと、自分の子供の様な人たちに囲まれて学んでいると、すごくその若々しいエネルギーをいただけます。
自分の会社も様々なプラスのエネルギーにあふれ、人に感謝し社会に感謝し、人生をより豊かに創りあげようとするスタッフであふれる環境にしたい。
お客様が紹介したくなるような、ここで働きたいと考える人たちが押し寄せるような、そんな会社に育て上げたい。
まだまだ道は遠く、楽しみであふれています。