若い時に流さなかった汗は、年を取った時に涙に変わる
読んでいた経営誌に野村監督のリーダー論が載っていました。
テスト生でプロ選手になった野村監督が、努力の人であることは誰もが知っている。
そんな方が生む言葉はずっしりと心に響きます。
「人は挫折を経験して、初めて謙虚になれる。人間は、恥ずかしいという思いに比例して進歩するものだ。」
「模範となる人材は組織の意識を変える」
「才能の差は絶対的ではなく、努力で埋められるもの。」
「若い時に流さなかった汗は、年を取った時に涙に変わる。」
若いころの見栄を思い返すと本当に恥ずかしくなります。
自分が自分が!見てみて!
自分の評価は他人がするもの。
「私はこんなに頑張っている」なんて当たり前のこと。
とても「模範となる人材」とは呼べない人でした。
あきらめずに、自分が立てた目標に向かって邁進する。
様々な障害が一生懸命やればやるほど高く立ちふさがります。
時に、思いがけないカウンターパンチを食らってぶっ倒れたりします。
若さゆえの未熟さが、当たり前のようにそうさせます。
そこであきらめるか、人のせい、時代のせい、環境のせいにして終わるか。
どちらにしても、一度二度の失敗、挫折にくじけて次の挑戦をやめてしまう。
疲れることはしない。
得にならないことはしない。
私も才能があったわけではありません。
自分でもわかっていました。
でも、この好きで好きでしょうがない仕事に巡り合って、苦労を苦労と感じることがなかったことが幸せでした。
挑戦を続けること。
謙虚であり続けること。
人の幸せの為に時間とお金と能力を使うこと。
私の周りにいる素晴らしい人たちを見習って、残りの人生をかけます。
人生は短い。
自分の人生に納得して終わります。