家族
毎年お盆には兄夫婦が帰省してくる。
今年は甥っ子たちはともに大学生で、海外と仙台と遠くにいるので帰って来なかった。
息子も娘も甥っ子たちと仲がいいので残念だ。
兄たちが帰ってくると決まって「えんどう」という鰻屋に行く。
そこの鯉のうま煮が格別で、彼らは私たちに会いに来るというよりもこのうま煮を食べに来るのだろう。
1カ月も前の写真だが、ふと見ていて「家族」というものを考えさせられた。
もう母も父もいない。
兄もずいぶん歳をとったものだ。
この写真の中に家族がいる。
私にとって「家族」とはなんなのだろうか。
過去から未来へ、意志というバトンを渡していくチーム。
協力して大切に運んでいく。
その思いは果てしなく広がり、未来を創りだす。
かけがえのない絆。
優しい力。
暖かい勇気。