プロジェクトX

2005/04/15代表ブログ

プロジェクトX

プロジェクトX、ガイアの夜明け、情熱大陸は必ずチェックする番組です。 
先日のプロジェクトXは[JUKI]の自動糸切り刃をもつミシンの開発の話でした。 
小塚忠さんという方の開発の苦労、過程の話でしたが、大変面白く拝見させていただきました。
小塚さんは8社を経てJUKIに入社するわけですが、それも、自分を磨く一つの過程でしかなかったようです。 
自動で糸を切るミシンの機能というのは、飛行機のプロペラに手を入れるより難しいことだったようです。
 小塚さんが入社したときのJUKIは、外国製品のコピーを一生懸命作っていました。
小塚さんは、誰もやったことのないこと、
誰にも出来ないことにチャレンジすることに生きがいを感じる方だったようで、
そろそろ自分のやることがなくなったJUKIをやめようというとき、
自動糸切り刃の開発を知って思いとどまったようです。
結果、世界に先駆けその開発に成功し,JUKIを世界に知れ渡らせ、会社を救いました。
 私も、人と同じということが一番嫌いです。さまざまな本を読み、いろんな人に出会い、
その意見を聞き、参考にはするけれども、
最終的にアウトプットするときは自分の意見として昇華されたものを出すようにしています。 
「誰かがこんなことを言っていたから。」「皆がこう思っているから。」「世間一般的にこれが常識だから。」 
自分がどう思うか、それしか興味はありません。
 後、二本針ミシン、千鳥縫いミシンなど、計15種類ものミシン、70もの特許をとりました。
その源となったのは、70冊にわたるアイディアノートだったようです。 
私も、美容師として、12冊になるノートを財産としています。技術用、セミナー用、アイディア用、薬品用に分かれます。さらにスケッチブックが7冊、写真アルバムが5冊。
これらが今の自分の基礎です。体験と知識、技術への執念、一つ一つに全力で当たった過去の記録です。 
いつも、行き詰ると取り出して見直しています。
 今、地震でもあれば、通帳よりもこれらをダンボールに入れて持ち出すことでしょう。
 マインズのスタッフも、全員技術用のノート、アイディア用のノートの二種類は必ず持っています。
さらに、THETAでは営業用のノートを常に持ち歩いています。 
いつか、自分を振り返り、さらに前進するための大切なアイテムとして最大限、活用してして欲しいものです。 
そして、自分にしか出来ない、大切な時間を作り上げて言って欲しいと願っています。