練習風景

2005/05/16代表ブログ

練習風景

美容師は、営業後にトレーニングを行う。技術の習得がすなわち、これ商品の基本的な一部だからである。



今日は月曜日、明日は火曜日でお店がお休みなのでだいたいみんな早く家に帰り、休日モードに入る。 THETAはこの5月から異動があり、銚子店から諏訪が参加。吉田が新たに入社した。5月のミーティングで基本的な全てを一度リセットし、新たな気持ちとコンセプトで再開しようと話し合ったことは以前このブログに書いた。 昨日日曜日も、彼女たちは営業終了後にトレーニングを自主的に行っていた。どうやら、毎日欠かさずトレーニングしているようだ。 今日は、特に用事も無かったので「よーし、いっちょ付き合うか」という感じで残り、彼女たちの力を再確認した。諏訪はブローを、吉田はワインディング(パーマを巻く基本的な練習)を練習し始めた。 諏訪はまだ、基本的な動作がうまく身についていないようだ。無理も無い、まだブローを始めて日が浅い。吉田は前に勤めていたお店で、ワインディングは合格しているはずだが、だいぶ日が経っているせいか、感がいまいち戻らない様子で苦しんでいた。 私はだいたい、自分に用事が無いときはスタッフがトレーニングし始めるのを待っている。しばらく様子を見て、トレーニングが始まらない、もしくはティーチャーがいるようなら事務所にしている自宅に帰る。決してトレーニングしなさいとは言わない。ティーチャーの言うことに口は挟まない。 毎日でも、少しずつ時間を作ってトレーニングする。期間目標を持って確実にそれをクリアできるように努力する。トレーニングから生まれる、得られるものは技術だけではない。自らがなぜこの仕事をライフワークにまで高めようとするのか。自分が努力した先に、何が待っているのかを見極めることができる。そんな少しでも人間性の向上を図れるというボーナスは、自ら考え、行動し、少しでも前進しようとする者にしか与えられないのだ。 気がつくと、10時半を回っている。1,2回基本的な確認でトレーニングを終わるのかと思っていたら、「もう一度やっていきます!」という力強い言葉に心の中で「おっしゃ!!その意気だ!がんばれ!」 いい感じになってきた。君たちのためなら本気になれる。