オレンジボール
先週の火曜日は久しぶりのお休みでした。息子と一緒にまだ誰もいない海に行ってきました。
息子は私が一緒にいることなどほとんど気にせず、おおはしゃぎ。ずうーと走り回っては、いろんなものをひろって遊んでいました。
まだ肌寒いこの季節。「もう帰ろうよ」と提案するも相手にされず、彼は自分の世界を作り上げていました。
私も、帰るのはあきらめ、その辺を散策してみました。半分砂に埋まったオートバイ。なぜかたくさんの冷蔵庫。ソファ。タイヤ。ペットボトル・・・。焼かれた自動車。
美しい物を美しいまま残せない悲しさが、砂の間に挟まっている。
人間の身勝手なエゴが、海を侵食していく。
変えていくことも大変なエネルギーが必要だけど、変えてはいけないものを守っていくことも大変なエネルギーが必要だ。
未来の子供達のために・・・
自分を浄化してくれるこの大切な海のために・・・
自分自身の魂が静かに成長するために・・・
でも、海はいつ来てもこんな自分を優しく受け止めてくれる。