鼓童
3日の火曜日に「鼓童」が銚子文化会館に来るということで、さっそく夫婦水入らずで行ってきた。
以前、坂東玉三郎さんの「アマテラス」とのコラボレーションを知ってからすごく気になっていたのだ。
いやー・・・本当にすごい!期待にわくわくしていったが、そんな期待を大きく上回る感動だった。
ただ太鼓をたたいているだけではなく、緻密に計算された演出が見るもの聞くものを一秒たりともあきさせない。太鼓の種類、編成の多様性。途中に笑いも入れながら、笛や、ニコ、三味線、歌も取り混ぜて聞かせてくれる。
太鼓に限らず、この歌や笛なども見事である。そのすべてが、聞くものの魂に訴えかけてくる。
なんといっても、メインエベントはその圧倒的な存在感を見せる「鬼太鼓」。
気合、気迫・・・打ちつける一打一打に「真剣勝負」を感じる。こんな音楽?があったんだ・・・。
日本てすばらしい。本当にすばらしいと感じた。
そして、その肉体美、魂とともに鍛え上げられたその肉体は芸術である。鬼太鼓を打ち続けるからだが、だんだんと紅潮し、汗がほとばしる。
人間て、すばらしい。
家内が感動していたそのお尻にも、魂が宿っていた・・・