現在、ある研修で課題となって私が行っているのが、

自分のビジョンを自分の関係者に語り、相手のビジョンを聞き、

お互いのビジョンについて語り合うというものです。

ビジョンコミュニケーションと呼び、

やればやるほど味が出てくる大変学びの多いものです。

私のビジョンもはじめの頃に比べ、随分膨らみました。

はじめは3年後のビジョンとして、

「皆が自分の成長を感じ、伸ばしあえる環境を作る人になる」

というものでした。

今では、巡り巡ってわたしが生まれてきた訳を知ることになりました。

昨日も2人の方とさせていただいたのですが、おひとりが仲良くさせていただいている会社の社長さんでした。

彼は、「無名の会社を100億企業にする」と宣言し、今その実現に尽力されています。

私より10歳も若いのですが、素晴らしい志を持った経営者です。

私の今考えているビジョンを語ると、ものすごいページ数になってしまうので割愛します。

その代わり、さわりというか私と彼の共通のビジョンがあったことに感動したことをお伝えします。

めちゃめちゃ簡単に私の10年後のビジョンを書くと

「美容師という職業を、高校生がなりたい職業Ｎo.1にする」

というものです。

これを突き詰めていくと、お父さん、お母さんが美容師をお子さんに勧めてくれるようにすることです。

それには、美容師がとにかく「誇りをもって、美容師という職業を楽しんでいること。美容師自身がお客さまである、お父さん、お母さんにこの職業を無条件でお勧めできること。」

が、前提条件ですね。

もし、これが実現できたら、お父さん、お母さんとお子さんの関係性がもっと密接になり、深まります。

そして、美容師だけではなく、子供が望む全てのことに真剣に向き合える親子の関係性ができると確信したからです。

私にはその準備と覚悟があります。

そこに気づいたとき、ものすごく安心したのです。

これが私が美容師を選んだ理由、これが私が美容室を経営している理由。

これが、私が生まれてきた理由なのだと。

そして、このビジョンを聞いた先ほどの友人経営者が、

もともと進めているプロジェクトの名前が「素敵なお父さんプロジェクト」だと聞いて感動したのです。