基本を学び続けることに、ゴールは無いという事
本日営業終了後に、次期SYLPHE店長の大橋が、ワンレングスのカット練習をしていました。
ワンレングスはカットの基本中の基本。
かつて、高名なビダルサスーンの日本人講師であるオーナーさんも、自分が講習をしに行くとき、必ずワンレングスをカットしてから行くというのを思い出します。
基本に立ち返る。
基本とは常に帰ってくることができる場所。
だから、真剣に身につけておかなければならない、最も大切な技術です。
私もたまにカットします。
もちろん、営業では何度もカットしますが、心を無にしてカットすることはできません。
一人で真剣にベーシックに向き合う事。
そこが大切です。
基本をおざなりにして、適当にできたことにしてしまう。
もしくは一度できたからと、ほとんど自分からは練習しない。
そんな人は帰る場所がありません。
技術でも、生き方でも、必ず壁にぶつかります。
どうしても前に進めないときがあります。
そんな時、一度基本に立ち返ると前に進むことが容易になります。
そんな基本を大切にして、しっかりと何度も練習する人はたくさんの支持者が周りに集まります。
お客さまだけでなく、スタッフも先輩も、そのほか様々な方たちが援助してくださいます。
スタイリストになってからも、チーフや店長になってからも、オーナーになってからも基本を学び続ける人はたくさんの成果を創りだすことができます。
結果、自分の人生をしっかりと創りあげて、幸せになることができます。
逆に、スタイリストデビューしたからとほとんど練習しない人がいます。
お客さまも、スタッフもそんな人の周りには集まりません。
結果楽しく仕事ができないので、さらに人は離れていきます。
私たちは常に学び続けます。
いずれやってくる死まで。
その時に自分が生きてきた意味が分かります。
私たちは死ぬために、生きているのだということが分かります。
今を大切に精一杯生きていきます。
基本に返りながら、基本を深めていきます。
そして、学び続けます。