受け継がれていくもの
昨日今日と、横浜で美容師をしているときにお世話になった恩師と、当時店長で今は名古屋で3店舗を経営している先輩、そして同期入社で横浜、宇都宮で6店舗を経営している友人が、LINOの開店祝いに来てくれました。
神栖市は東京から1時間半と遠くはないもののかなりマイナーな地域。
なかなか来る機会もありません。
それでも東京や名古屋などではできない美容室の形というものを見ていただきました。
また、今はだんだんと増えてきていますが、「カフェ付き、託児所付きの美容室」はまだまだ珍しい形です。
私の美容室経営の原点はこの恩師である社長です。
「美容室はもちろん美容業だが、教育産業なんだぞ」という教えがマインズの芯です。
お陰様で、離職率が高い美容界で人が辞めない美容室を運営することができています。
その結果、15年来の夢であるLINOを創ることができました。
スタッフが本当の子供の様に感じられるようになったのも、50歳を過ぎてから。
今回わざわざ忙しい中、予定を組んで横浜や名古屋からきてくださるのも、本当に人を大事にしてくれているから。
私も名古屋の先輩も全くの完全独立なので、子供の顔を見に来たような感覚だと思います。
私の夢も引退するときに「一生懸命頑張った人たちとハワイでお酒を飲むこと」
子供たちの成長を肴に飲む酒はさぞやうまいでしょうね。
こうやって世代は順繰りに受け継がれていくもの。
良き伝統や夢は、決して途切れないように次世代に伝えていかなければなりません。
とにかく我武者羅に練習した20代。
自分の力を試して血肉にしていった30代。
新しいことを考え、形にしていった40代。
次の世代の力をさらに大きく成長させていく50代。
美容師を始めるときに、絶対この業界が若者からあこがれられる職業にすると決めた。
なんとなく、できそうな気がする。
人との出会い、縁を大切にしていけば。
もうひと踏ん張りです!