毎日、朝8時半から9時半までが練習時間。

職人である美容師は、日々のトレーニング無しに存在できません。

ただ、果たしてみんな何のために練習しているのか？

そんなことを練習を見学しながら考えてしまいました。

自分の技術力を上げるため

お客様に求めるデザインを提供するため

スピーディーに仕事を進めることができるように

自分自身満足いくスタイルを作りたいため

たくさんのお客様に支持されるようにうまくなりたい

お給料がたくさんいただけるように

店長としてみんなの見本になり、みんなが幸せになれるようにしたいため

後輩に教えるため

美容師としての自信をつけたいため

新しいスタイルを生み出すため

次の美容界を創り出すため

もっともっと美容界を良くしていきたいため

美容師になりたい人に夢を与えるため

ここで気になるのは

「朝練習するのは決まりだから」

どこか、自分でも気づかない部分でそんな気持ちはないだろうか？

みんながやっているから

やらないと置いて行かれるかもしれないから

やらないと怒られるから

ここまで書くとさすがに

それはないでしょうとなると思います。

でも、深層心理はどうでしょうか？

もし、自主的に上に書いたようなものでモチベートされていたら

朝の1時間でいいのだろうか

その1時間の使い方はこれでいいのだろうか

課題を決めているのか

目標は期限を切って決めているのだろうか

必ずやり抜く決意を持っているのだろうか

教える側は

教わる側の変化に気づいているのだろうか

もっといい教え方はないだろうか

その子が求めているものに即して教えているのだろうか

一緒に学んでいるのだろうか

教えることはその子の未来、お店の未来、

何より、自分の未来を左右するのだと気づいているだろうか？

人は変化を嫌い、人と違うということを嫌います

イノベーションは現代社会の必須です。

そこには確固とした目標と目的が存在し

必ず、何としてもやり遂げるという決意が必要です。

今までこれでうまくいっていたから

まわりがこうしているから

ここを解決する糸口はみんなで学ぶこと

「何が大切で、何が軸で、なんのために」

私たちがこの部分を共有することが学びの原点

一番大切なこと

忍耐をもって、学び続けます。