憎き相手であろうと応援できること
家に帰るとご飯を食べながら、ドラマを見ます。
そんなことをお客様に言うと、「へーっドラマ見るんですね。そんな時間あるんですか?」とよく言われます。
実は、意外と好きです。
ただ、本当にご飯を食べている10分だけ、録画したのを観ます。
ちなみに本は風呂に入りながらと、寝る前のそれぞれ10分だけ読みます。
昨日、ご飯食べながら観たのが「陸王」
ツイッターでもずいぶん反響があったらしいですが、茂木の走りと平瀬の走りには熱くさせられました。
やはりスポーツはいいですね。
チーム、仲間の存在は人生を熱くさせてくれるし、成長させてくれます。
池井戸潤のストーリーはいつもこれでもかってくらい壁がぶち当たってきますが、
それを乗り越えていく気持ちに熱くさせられます。
また今回、宮沢がアッパー素材の供給を断られてしまった後、ライバル会社の小原に言うセリフが沁みました。
「この素材はタチバナラッセルが大変な苦労の末に開発した最高の素材です。これを金もうけのためだけに利用するのはやめてください。どうか最高のランニングシューズを作ってください。」
はらわたが煮えくり返りそうな相手に対して、今裏切られた人間の夢を応援できる。
学ばされましたね。
本物を応援できる。
私たちで言えば、共に成長してきた仲間が裏切るような形で独立したとしても、親心をもってそのスタッフを応援できるといった感じでしょうか。
「家族」「親心」
何があっても共に成長し、共に夢見る関係であり続けること。
忘れずに生きていきます。