下町ロケットに共感

2015/12/08代表ブログ

下町ロケットに共感

2年位前の社員旅行。

京都に行くのだが、前日の台風の影響で品川に7時間の足止め。

時速0kmの新幹線の中で「下町ロケット」を読んだ。

最近阿部寛主演でドラマ化されたようですね。

たまたま今日、三上博史主演のドラマを見る機会がありました。


真剣に物づくりに取り組み、いつまでもその職人魂にこだわる主人公に痛く共鳴した。

池井戸潤の「勝つ姿勢」に胸が熱くなる。

池井戸潤の物語の面白さは、そのシンプルさゆえのわかりやすさにあると思う。

社長と従業員。

大企業と中小企業。

銀行の建前。

権力と信念。

夢を追うものと、現実にこだわるもの。

自分のいる小さな社会と全く同じなのがおかしい。

そして、主人公が夢を勝ち取ったときにいう言葉。

「・・・これは、決して一人では成しえないこと。みんなの力で夢を勝ち取ったのだ。ありがとう!」

信念を持ち、大小さまざまな決断をしながら舵取りをしていくトップ。

時に恨まれたりすることもある。

何時か分かる時が来ればいい。

わからなくても、みんなが幸せになればいい。

それができれば、自分が幸せな気持ちになれるのだから。

それが、自分が生きている、ここにいる「目的」なのだから。