Oちゃん、5年間ともに働けたこと、本当に感謝します。

ありがとうございました。

あとわずか。

やっとスタイリストになれるという矢先の転職のお話は本当にびっくりしました。

Oちゃんが入社したとき、マインズにはいないキャラクターであり、一番美容師らしい雰囲気を持っていることが楽しみだったことを思い出します。

確かに、一人前に育てるのは大変だなという思いはありました。

なので尚更、もう少しでスタイリストというところまで来たときは本当にうれしかった。

でも、Oちゃんにとってはそうではなかったんですね。

その気持ちを汲んであげられなかったことを本当に悔やみます。

ごめんね。

つい、美容師の、アシスタントの一番の目標がスタイリストになることだと思ってしまっていました。

普段から、美容師を育てるというよりも、人を育てるのだと言い聞かせている自分なのに。

なかなか、自分の信念を形にするということは難しいことなのですね。

Oちゃんには申し訳なかったけど、また一つ勉強させていただきました。

これからは今までよりも、もし時間に余裕が持てるのならば、たくさん本を読んでください。

いろんな人の生き方を学び、自分が行くべき道に迷ったら、広く大きく判断できる自分を作り上げていってください。

迷うことなく、正しい道を選択できる自分を。

そして続けていってください。

何を選択しても、楽に一本道を上り続けることはできないはずです。

曲がりくねり、上下する道は時に藪の中をはしり、さまざまな障害が物理的に、精神的に立ちはだかるはずです。

でも、続けていってください。

今一度、これから歩もうとする道を思い描いて、間違いないと確信できたら、迷わず続けていってください。

乗り越えた先には必ず今まで見たことのない風景が開けることを保証します。

私たちはこれで「さようなら」ではないと思っています。

これからも、良くも悪くもいろんな報告をお待ちしています。

体調管理をしっかりね。

ちょっとだけ、強くなってね。

またね。