なぜ?
ドコモでの解約手続きに来ました。
1時間待ちとの事だがいつものこと。
覚悟の上だ。
じっくりと新聞を読む機会にめぐまれた。
ざっくりと記事を見回すと一つの記事に目を引き付けられた。
無酸素登山家 小西浩文さん、54歳は私と同じ。
酸素ボンベを使わずに8千メートル峰14座のうち1997年までに6座を制覇。
当時の日本人記録であり、歴代でも2位。
日本の無酸素登山をリードしてきた方だ。
標高8千メートルは地表の3分の1の酸素しかなく、たくさんの方がその登山中に亡くなっている。
なぜ危険な山に登るのかと聞かれ、「危険だから、怖いから克服するために行く」と言う。
私も今年から経営者に仕事をシフトし始めた。
今迄はそれなりに小さな危険はあったとしても、無理さえしなければ楽しんで登れる山にチャレンジしてきた。
少しだけ体力がついてきた今、もう少し危険な山に登ろうと思う。
このままでも充分生きていける。
やらなくても周りは認めてくれる。
でも、自分が自分として生きていくためには目の前の危険を取り払い、前に進み続ける必要がある。
願わくば、誰もやった事のない事にチャレンジする権利をつかむために。
まずは目の前のチャレンジを、今一緒に登っているスタッフと克服してみたい。